あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/寛静 2023年3月5日

今日は(3/5)、高柴山へ。

ちょいと所用で、門沢、堂山王子神社へ。なら、ついでに、高柴山へも?

予報は上天気!~なのですが、この時季になると、花粉症がつらい。

若い頃は、こんなじゃなかった。いつからこんなに華奢になったのか。

様々な要因が複合してるんでしょうが・・・。

 

 

いつもの門沢登山口へ。竹林に鼓舞され、いざ。



「クマに注意!」。まだ冬眠中かな?

 

ん~、宙が招きます。

 

雪の感触がうれしい。

 

ちょっと倒木。障りのある細いのだけ伐りましょう。

 

もう直ぐ、山頂部。

 

『水石』着。~阿武隈がひらけます。

 

天上を見上げれば、"Grace be with you".

 

山頂展望台へ。

 

階上で、ひと息。眺覧、周覧。

 

陽精の頌に、山山が唱を合わせます。

 

その調べにうっとり。

 

体が回る、回ります・・・

 

 

 

黒石山の向うに、磐梯山

 

 

 

 

そして、吾妻、安達太良の連嶺。

 

蔵王からも響が。

 

ぶらぶら歩きまわると、天の祝福。

 

 

今日は、天が近い。

 

最近、中島みゆきさんのあたらしい楽曲に触れました。

中島みゆきさんや松任谷由実荒井由実)さんは、

私と(才能の問題は差し置き?笑)相前後してこの世に生まれた方々、

紡ぎ出された言葉、その旋律の独創に動かされることが多く、

ときたま、YouTubeで聴かせていただいております。

このたびの『俱(とも)に』という楽曲、その調べは、

「俱に走りだそう 俱に走り継ごう

生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火」

という言葉へと流れこんでいますが、彼女自身、

「世界が違って見える日」へ、「180°」また「90°」、「10°でも」といいつつ、

座標は定まらず、むしろ、おそれ、ためらい、空かせています。・・・

 

私は「走る」ことが苦手。だから、ブログのタイトルは「あるく」。

「歩く」~静かに歩く、飛んだり、跳ねたり、走ったりしないで。

大声を出して駆け回る、そんなことを、天は求めていません。

天上のまなざしに応え、その命に聴き、現わして、静かに日々を送る。

それがかなえば、足ります。それが、勝利の生涯です。

 

 

心虚しくされて、"immanuel"、天の響。

 

山は、静かに、動かない。

 

さて、いい時間を過ごせました。感謝。

帰るとしましょう。

 

 

後は、すたこら。

 

雪を踏みしめ・・・

 

木々と語らいながら。

 

 

 

あぶくまのねぎらいエ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

寛静の山路に

感謝、感謝。

 

fin